はじめまして!

皆さま、はじめまして!4月に入社した新入社員のAです。
趣味は食べること(パン屋さん巡りにハマっています)と愛猫のハチワレ猫(はっちゃん)に顔をうずめながら眠ることです。
設備会社でのお仕事は初めてで、部品の名称や作業内容など、わからないことだらけで四苦八苦しております。
1日も早く一人前になれるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今回はそんな初心者の私が先日学んだパッキンについてお伝えしたいと思います。
まずパッキンとは、部品や配管などの接続部分の密閉に使用されるシールの一種です。接続部の間に挟み、接続部の隙間を塞ぐことで、内部を通る流体の漏出や異物混入を防ぎます。

例えば蛇口のパッキンは、水流や水圧によって摩耗・変形していきます。パッキンが劣化すると、ハンドルが固い、異音がするといった不具合からはじまり、吐水口やハンドルの根元、パイプのつなぎ目などから水漏れが起こります。

例①Uパッキン…水道管とパイプのつなぎ目に取り付けられており、劣化するとパイプの根元から水漏れします。

例②三角パッキン(スピンドルパッキン)…ハンドル内部のスピンドルナット部分にあり、劣化するとハンドルの根元あたりから水漏れします。

例③コマパッキン…スピンドルを外した時、そこに付いているコマ状のパッキンで、劣化すると吐水口からポタポタと水漏れします。

コマパッキンを交換するところ

上記のようなコマパッキンの取替だと税込3,300円となります。

その他にもシングル混合水栓に使用されているXパッキンなどありますが、書ききれないため割愛させていただきます。

パッキンの劣化は防ぐことができず、耐用年数はおよそ10年と言われています。使用頻度によってはそれより長くも短くもなりますが、放置すると症状はどんどん悪化してしまいます。
パッキンの交換はお客様でもできる修理ですが、サイズや形状等が年式・型番・メーカーにより異なる場合がありますので、不安などございましたら是非当社にご相談ください。